今回の記事では、私が院試で「失敗したな~」と思うことを公開していきます。
院試は情報があまり公開されていないことも多いので、この記事が参考になれば嬉しいです。
自分の院試生活を振り返って、失敗だったなと思う点を挙げてみました。
- 志望校を決めるのが遅かった
- 専門科目の勉強が遅かった
- 研究室訪問に行けなかった
- 大学院の先輩にもっと相談すれば良かった
それでは、一つずつ見ていきます。
志望校を決めるのが遅かった
まず一つ目は、志望校を決めるのが遅かったということです。
私が実際に受験する大学院を決めたのはB4の5月くらいで、ほとんど出願の締め切りに近い時期でした。
志望校を決めるのが遅いと、出願書類の作成やテスト対策に時間を割くことができず、かなり不利になってしまいます。
反省と改善ポイント
志望校が決められなくても、「大学院に進学する」とだけ決めて、事前に準備できる物だけ準備する
- TOEICなどの英語系
- 出願書類をそろえる
- 専門科目はとりあえず仮の第一志望向けの勉強
理想としては、なるべく早く志望校を確定して出願書類の準備やテスト対策に時間を費やすことです。
しかし、何らかの理由で志望校をギリギリまで決定できなかったり、優柔不断な人もいるかもしれません。そういった方は、志望校を2.3個に絞っておき、必要な書類を予め用意しておくことをオススメします。テスト対策は、第一志望の大学院の勉強をしておけば良いと思います。
僕の場合は、志望校に出願を決めるのは遅かったのですが、必要な書類は全て把握していましたし、TOEICなど時間のかかりそうな物は早めの時期から受験してきました。
志望校が決めきれない人は、このように必要な書類をとりあえず準備しておくことが理想です。
専門科目の勉強を始めるのが遅かった

2つ目の反省点は、専門科目の勉強を始めるのが遅かったことです。
1つ目の反省点で挙げたように、志望校を決めるのが遅く、専門科目の勉強を本格的に始めたのもB4の4月頃でした。また、どういう教材を使って勉強すれば良いのかもわからず、勉強の進み具合を悪かったです。そのせいで、英語、専門科目、面接が試験科目だったのですが、専門科目の出来が特に悪かったです。
反省と改善ポイント
それでは、どう改善していくべきでしょうか。
- できる部分から取組む
- 教材はなるべく志望校の教材に合わせる▶無理ならおすすめ参考書を参照
- 問題演習の時間をもっととる
専門科目は、志望校ごとに範囲や難易度が異なります。しかし、どの志望校でも求められている知識を見つけて重点的に勉強したり、第一志望を決めて勉強を進めるなどできる部分から取組んでいきましょう。
特に、どんな教材を利用するかは重要になります。
一番良いのは、志望している大学院で使われている参考書を使うことです。
しかし、その参考書が難しすぎたり、どの参考書を使っているのかわからない場合は、こちらの記事で僕が実際に使っていた参考書を紹介しているので参考にしてください。(化学系院試向けの参考書のみを紹介しています。▼)

研究室訪問に行けなかった

3つ目の反省点は研究室訪問に行けなかったことです。
院試では、出願の前に研究室訪問を行うのが常識です。
しかし、僕は受験する研究室を決めるのが遅くて研究室訪問できませんでした。
反省と改善ポイント
実は、この問題は結構大きい問題です。
というのも、大学院入試では研究室訪問で研究室の雰囲気や研究内容を知ることがとても大切だからです。なかには、研究室訪問していない場合は出願できない大学院もあります。(◀レアなケース。)
志望する研究室が決まっていなくても、候補を決めて積極的に研究室訪問する
研究室訪問したからといって、第一志望で受験する必要はありません。研究室の雰囲気や研究内容を聞いた上で出願意思を決定するので十分なのです。
というわけで、第一志望の研究室が決まっていなくても、志望校の候補が決まっていれば、積極的に研究室訪問のアポを取っていきましょう!
大学院の先輩にもっと話を聞いておけば良かった

4つ目の反省はこれです。
これまで何度か言いましたが、院試は情報が公開されにくいです。
したがって、自分で積極的に受験情報や研究室の雰囲気まで調べる必要があります。
なかでも、大学院の先輩に直接質問するやり方は一番効果的です。
研究室の雰囲気や教授のことなど気になることはなんでも聞いてみましょう!
反省と改善ポイント
これに関しては、積極的に人脈を広げていくしかありません。
普段からコミュニケーションを意識していきましょう。
まとめ
さて、今回は僕自身がやらかした院試エピソードについて解説してきました。
研究室訪問に行かなかったりと、なかなかやらかしていましたが、無事に合格することができました。これを読んだ皆さんはこれらのことに気をつけて院試を乗り越えてください!
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