院試のスケジュール【完全版】

化学系大学院 院試

こんにちは、とりあげです

今回は外部大学院への受験経験のある私が、大学院に進学したい人に向けて院試のスケジュールを紹介したいと思います

※旧帝大の工学系研究科への外部受験の経験をもとに作成したので、全ての院試を網羅しているわけではありません。必要な部分を取捨選択してください。

1.院試の準備はいつから?

院試の準備は早い人だと大学3年の前期~2年の後期から始めます。遅い人でも4年生になる前から始めています。
特に、東大・京大の院に行きたい人は3年の前期には準備し始めたほうが良いと思います

ちなみに、私は院試の準備が遅すぎたので4年生の5月から開始しました(は?)
結果、旧帝大(東北大・名古屋大など高学歴な国立大学の総称)の院に受かりましたが、元から大学の成績が良いとかTOEICの点が高いとかなにかしらのアドバンテージがないと基本的には間に合いませんのでまねしないでください!!

結論:3年生の前期から始めていると安心!

2.院試の理想的なスケジュール

ここから、僕が思う院試の理想的なスケジュールを紹介します。

※旧帝大の工学系研究科への外部受験の経験をもとに作成しています。

1.受験する大学院の決定・受験科目の確認をする

まずはどの大学院を受験するのか決めましょう。
これは、なんとなくこの大学院が良いな~くらいでもokです。行きたい大学が決まっている人は、志望する研究室まで決められれば完璧です!

志望大学院を決定したらその大学のHPから大学院受験の募集要項を探しましょう(学部生なら博士前期課程、修士2年なら博士後期課程の募集要項を見ましょう)
募集要項で確認するのは、①受験資格②受験科目③外部英語試験の成績が必要か、です。
これら3つをまずは確認しましょう。

2.外部英語試験があるなら、その勉強をしよう

受験科目を確認した後、すぐに専門科目の勉強をはじめても良いですが、それをしてしまうと、英語試験の対策がおろそかになってしまいます。

したがって、受験先大学院が外部の英語試験(TOEICやTOEFL)が必要な場合は、まずこちらの対策をしましょう。
※ただし、現時点でTOEICやTOEFLが高得点である場合は、時間の無駄なので、その成績書が院試の有効期限を満たしているかを確認してこの段階をスキップしましょう。

3.専門科目の勉強をしよう

外部英語試験が済んだら、専門科目の勉強に専念しましょう。
このとき、注意してほしいのがまず過去問を解くということです。
おそらく、ほとんど解けないと思います。しかし、どのような問題が出るのか・どのような知識が自分に足りていないのかわかったはずです。

過去問を解いたら、教授や友達、教科書を駆使して回答を考えましょう。
その作業が終わった後は、自分に足りない部分を意識して、不足していた分野を中心に勉強して行きましょう!
勉強する教材については、受験先大学院の先輩や教授から聞くのが最も良いと思いますが、無理そうならネットで調べるのもアリです。

4.研究室訪問しよう

2月~4月頃になったら、志望研究室を決定し、研究室訪問しましょう。
研究室訪問とは、その名の通り研究室の教授にメールして教授から研究室に関する話を聞くことです。

【研究室訪問の手順】
①志望研究室のメアドを調べる(大学のHPとかから)
②志望研究室にメールを送りましょう。
③研究室訪問する

時期によっては、「オープンキャンパスの時に訪問してください」と言われることもあります。そのときはおとなしくオープンキャンパスで話を聞きましょう!

5.第一志望の研究室の教授に受験することを伝え、受験する

第一志望の研究室が決まったらその研究室の教授に受験することをメールで伝え、出願しましょう!

3.まとめ

今回は、院試のスケジュールについてまとめました。

☑院試勉強は遅くても3年の後半に始めると良い(ただし、4年の4月5月でも頑張れば間に合う)
☑英語の外部試験がある場合はそっちを先に終わらせる
☑専門試験は過去問から始める

しっかり準備して院試に挑みましょう!!



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