そういえば、もう少しで教育実習が始まるね
そうなんだよね、すごく緊張してるんだ…
教育実習って緊張しますよね…。
僕も初めて生徒の前で授業したときは、とても緊張しました
さて、今回はそんな教育実習を行う学生の方に向けて、教育実習の前にするべきことをまとめました。
【この記事でわかること】
- 教育実習で必要になるもの
- 実習前にするべき最低限のこと
これから教育実習を控えている学生さんはぜひ参考にしてくださいね!
教育実習に必要なもの
教育実習では事前に準備する物が沢山あります。
用意できるものは、なるべく早く用意しましょう。
学習指導要領
まず、自分の担当する教科の学習指導要領を準備しておきましょう。
行く先の学校にもよりますが、紙の学習指導要領を持っておいた方が良いです。
本屋さんや、ネットで購入することができるので探してみましょう。
学習指導要領は、授業を作成するときに使いますし、特に研究授業では重視されます。授業を作るときには、学習指導要領と教科書を元に作成するようにしましょう。
教科書
自分の担当する科目の教科書も用意しましょう。
教育実習の打ち合わせの際に、実習校で使用している教科書を聞き、その教科書を用意します。
実習前に、担当範囲もわかれば、教科書を何度か読み直してみると効果的です。
バインダー、ボールペンなど記録用文房具
バインダー、ボールペンなど、授業観察記録をつけるための文房具も大切です。
教育実習は、教師として働くための勉強をする場所ですので、現場の先生方から沢山のことを学びましょう。
授業観察は、立ったままメモする可能性が高いので、バインダーがあるとメモを取りやすいです。
ちなみに、僕のおすすめのボールペンをこちらの記事で紹介しているので、興味のある方は見てください。

スーツ、革靴、体育館のシューズなどの衣服類

次に、スーツや靴などの衣服系です
教育実習中は基本的にスーツで生活することになります。
また、マナーとして実習初日は必ずジャケットを着用していきましょう。
ただし、実習期間は夏のことが多く、ジャケットのままだと暑くて体にも悪いため、学校側から「ジャケットなしでも大丈夫ですよ」と許可をいただいたら、ジャケットを脱ぐようにしましょう。
実習校のことを調べよう:通学準備
実習先の学校の特色や生徒数などをHPなどからわかる範囲で調べてみましょう。
これで、学校の雰囲気をある程度つかむことができます。
登校手段を考えよう
実習時の登校手段を考えましょう。
実習生は学校の生徒よりも早い時間から登校する必要があるため、登校手段の確認は重要です。もし、自転車登校したいときは実習先の学校に確認して見ましょう。
特に、以下の2点は重要です。
- どこの道を歩いて行くのか
- 何時に家を出るべきか

朝、早起きしなとなぁ…
担当したい部活動を考えよう
教育実習では、部活動に参加できることもあります。
事前の打ち合わせなどで、「どんな部活動に参加したいか」など、聞かれる場合もあるので、参加したい部活動を考えておきましょう。
ただし、教育実習中はあくまで、部活動<授業です。
教師の仕事は、授業をしたり、生徒とコミュニケーションを取ることなので、部活ばかりに注力しすぎないように注意しましょう。
自己紹介のネタを考えよう
物の準備や学校の下調べを終えたら、自己紹介のネタを考えましょう。
ほとんどの場合、実習初日には全校生徒の前やクラスで自己紹介する機会があります。そのときに、生徒に興味を持ってもらえるように自己紹介のネタを考えておくと楽です。
以下に、自己紹介のネタを書いてみました!
生徒の好きそうなアニメやドラマ、スポーツ、旅行先の話は盛り上がりそうですね!
自己紹介ネタ
- 趣味や部活の話(アニメ、ドラマ、スポーツ、旅行…)
- 担当科目の話
- 自分に関するクイズ
ただし、気をつけてほしいNGネタがいくつかあります。
以下の話題は、生徒からの信頼が失われるので避けましょう。▼
NGなネタ
- 進路が教師ではなく、就職だと話す
- 個人情報の入った話題(家の場所がわかる話など)
- 教育上ふさわしくない話
授業準備はしなくても大丈夫?

さて、ここまで準備してきて、「あれ、授業準備は?」と思った方もいるでしょう。
結論から言うと、実習前の授業準備はある程度準備するくらいで構いません。
授業の進行速度によって、実習生が担当する授業範囲が変わってきますし、現場の先生のプリントの仕様もわかりません。また、生徒像も不明のため、細かな授業作りまでしても、その授業をすることがないこともあります。
- 授業範囲が確定しない
- パワポやプリントの仕様がわからない
- 生徒像が不明
実習前に授業を準備するには…
授業範囲を調べる
授業範囲がわからなければ、授業を作ることができません
実習生の担当する授業範囲は、授業の進捗度によって異なるため、ぎりぎりまで判明しにくいです。また、事前に授業範囲を指導教官に聞く必要があります
しかし、教員の方は皆忙しく、実習生の相手をできる状況にない方も多くいます
授業範囲を知りたい場合には、実習前の打ち合わせなど、指導教諭の方の迷惑にならない期間に聞くようにしましょう
パワポやプリントの仕様を合わせる
実習先で授業スライドやプリントを作成する場合は、授業指導教諭の書式を真似るようにしましょう
これは、授業を受けている生徒が、突然プリントの書式が変わることで、混乱しないようにするためです
これに関しても、実習の打ち合わせなど指導教諭の方に迷惑のかからないタイミングで聞くようにしましょう
生徒像はわからない
ここまでの注意点に合わせて授業を作っても、実習前では生徒像までつかむことができません
授業は生徒が受ける物なので、生徒を見ずに授業を完璧に作り上げることは、あまりオススメできません。
しかし、実習までにある程度の枠組みを作っておき、実習中に生徒像を見て少し修正を加える形であれば役に立つでしょう。
まとめ
今回は、教育実習の事前準備のために記事を作成しました
☑学習指導要領、授業観察道具、服装はもちろん、その他学校から要求されている物は早めに準備しましょう
☑登校手段や担当したい部活を考える
☑自己紹介ネタを考える
教育実習は、大変ですが一回りも二回りも成長することができます
悔いの無いように取組んでみてください!


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