教職課程、とりたいけどきついって聞くんだよな～
実際どうなの？
教職課程を考えている人の中には、こんな噂を聞いたことがある人もいるでしょう。
「教職課程ってめっちゃ大変らしい…」
今回は、「教職課程はきついのか？」について、教職課程を終えて卒業したばかりの理系大学院生が解説していきます。
- 教職課程を取るか悩んでいる学生
- 教職がきついのか気になる人
教職課程ってきついの？
結論から言ってしまえば、教職課程はきつい（忙しい）です（笑）
特に、理系学部の方は覚悟しておいた方がいいです。
僕の通っていた学科では、履修した時と比べて卒業時には、4割ほどの人が脱落していました。
また、やりきれたとしても他授業の単位を落としている人もいます。
とはいっても不可能なことではありません。
真面目に頑張っていれば、単位を取得できます。
どの時期がきつい？
特に、きつい時期は、大学4年の時でしょう。
教職課程最大のイベント、教育実習があるからです。
（大学によっては3年生であるかもしれません。）
大学にもよりますが、教育実習は一般的に4年生の5~7月に行われます。
教育実習はかなり忙しく、授業準備や生徒対応、部活動支援など間違いなく体力が取られます。
さらにここへ、
教員になる学生なら教員採用試験が、就職する人には就活が、のしかかります。
つまり、
- 教員になる人：教育実習 + 教員採用試験
- 就職する人：教育実習 + 就活
というわけです。
どっちかだけでもきついのに、ダブルで攻めてくるんだね…
両立するコツは？
さて、教職課程の伝え大変さを伝えてきました。
ここから、教職課程×理系×アルバイトで高GPAを維持し続けた私が実際にしていた両立のコツを、反省も踏まえてお伝えしていきます。
進路は早く決める
教職課程で最もハードなのは、大学4年生です。
教育実習と就活・教員採用試験が被ってくるからです。
教育実習の時期は実習先の予定が最優先されるので、こちらで変更できません。
となれば、就活（もしくは採用試験）を先に準備しておく方が得策です。
就活であれば、自己分析・エントリーシート・志望理由を考える。
採用試験なら、筆記試験対策や面接の準備が必要です。
これらの準備するためには、早めに進路を決定しておく必要があるのです。
できれば、大学3年の秋頃にはどこに進むのか、進路を決めておきたいです。
就活の場合は3年生の夏頃にインターンに参加したりする必要がありますし、採用試験でも受験する県について調べる必要があります。
授業はなるべくサボらない
よく、「授業なんて行けなくても大丈夫だから」、とサボるという人を見かけます。
しかし、大学の授業はサボり始めると、なかなか戻るのが難しいです。
高校のように、管理されずサボり放題だからです。
特に、教職課程はハードなので、一度サボり始めると戻りにくいです。
当たり前のことですが、なるべく真面目に授業を受けるのが単位取得の近道です。
バイトはできる？
教職課程取りたいけど、バイトもしたい…
教職課程をとりたいものの、バイトできるか心配な人もいるでしょう。
理系か文系か、忙しいかどうかで入れるバイトの量は変わってきますが、
結論から言うと、バイトできます。
バイト×教職でも、バイトしている人は割といます。理系でもいます。
特に、塾の先生をしている人が多かった気がします。
ただ、めちゃくちゃ忙しいということは覚悟してください。
また、全力でやったとしても、理系×教職ならせいぜい7万程度が限界だと思われます。（平日に少し＋土日）→ここまですると、学業成績の維持はかなり難しい。
僕の場合は、月曜から土曜まで授業があったので日曜にバイトしていました。
つまり、休みは週0です…（笑）
【もし反省を生かすなら…】
もし、また大学生になるとしたら、もう少し時給の高いアルバイトをします。（あのときのバイト先は、県の最低時給でしたからね…）
バイトには入れる時間が少ない分、時間給を上げる必要を感じていました。
バイト選びのコツ
もし、バイトもしたいなら、バイト先は慎重に選びましょう。
特に、以下の2点に気をつけると良いでしょう。
ただし、闇バイトはNGなので、気をつけましょう！
- 高時給を狙う（闇バイトはしてはいけません）
- 自宅 or 大学の近くにする（通勤時間を短縮）
まとめ
今回は、「教職課程はきついのか？」について、解説しました。
- 教職課程はいそがしく、特に4年次が大変
- 両立するには、「素早い進路決定」、「真面目に授業に取組む」ことが大切
- バイトはできるが、理系×教職の場合はかなり忙しくなる
きついとは言ったものの、教職課程では得られるものも多いです。
頑張っていきましょう！
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